米国株

右肩上がりのチャートを探す米国ETFの選定法

株は増大する経済活動を反映して、中長期目線で右肩上がりになる傾向がある為、そういった傾向の強い対象を予測するゲームとも言えます。
野心満々の20代の頃は、テンバーガー(10倍株)のようなお宝株を探したり、当時流行っていた中国株を狙ってみたりしました。
でも、結局上手くいかず、思考錯誤により、結局米国株のETFから選ぶ手法に落ち着きましたので、ご紹介します。

目次

1) 個別株への中長期投資は難しい
2) 個人投資家の強み
3  右肩上がりのチャートを探すETF選定法

1) 個別株への中長期投資は難しい
個別株への投資をしてみて、競合となる機関投資家を出し抜いて、株価が伸びるお宝株を探すのはとても難しい気がしました。企業分析、景気やセクター等の関連情報、米国株等の情報量やチャート分析スキルが違います。また、個別株のトレンドは長続きしないことが多く、トレンドを見極めた売り時の判断は難しく感じました。
➡︎ トレンドが個別株より長続きする傾向のあるセクターに投資できるETFに注目しました。

2) 個人投資家の強み
一方で、個人投資家にも強みがあって、1つ目は長期で保有ができること、2つ目はどんな国の銘柄、ETFでも選べるってことです。機関投資であれば、通常1年間の運用成績で評価されますし、流動性の高い大型株に限定されたりしますよね。
➡︎ 株価指数の強い米国の中で、強いセクターへの中長期投資をすることにしました。

3)右肩上がりのチャートを探すETF選定法
中長期で注目される波に乗ること、つまり、トレンドを重視した中長期のETF選定法をご紹介します。
なお、この方法は攻めを重視していますが、トレンドが外れた時に大きな損失が出るというデメリットもあります。守りを重視する方は、セクター間のバランスや株と債権のバランスを考慮する手法、高配当株の再投資手法等が色々な方から紹介されていますので、そちらを調べてみてください。

1. 株価指数が右肩上がりの国を探す
・チャート上で、右肩上がりの傾向がある国を探す為に、中国、日本、米国、ドイツ、イギリスの代表的な指数を比べてみます。長期間で強いのは米国とドイツですが、米国が頭一つ抜けている感じです。経済力に加えて、株主重視の企業統治が発揮されているものと思います。日本は2012年末からのアベノミクスが底上げに効いているものの、米国との株価の差は詰まっていません。

                                  Trading View提供

2. 右肩上がりのセクターを探す
・データで過去の実績を知り、右肩上がりになっているセクターを探すためにバンガードのセクター別ETFを見てみます。ここでは、ヘルスケアとIT(情報技術)が強いですね。

Trading Viewは、セクター別ETFをいくつでも重ねて見れるので便利です。

                                 Trading View提供

長期のETF騰落率データ(1、5、10年等)を確認するならこちらが便利です。

わたしのインデックス(インデックスファンド ランキング)

キーワード欄に「セクター」や「バンガード」と入力して検索すると、セクター別ETFを探せます。

3. 右肩上がりの理由を掘り下げ、いつ頃までトレンドが続くかを予測する
次に、Google検索も活用しながら、そのセクターが注目されている理由を掘り下げて、将来予測をしてみます。例えば、以下のような感じです。

●ヘルスケア
・長期的に安定して株価が高いのは、先進国の高齢化・中国の経済発展による、ヘルスケア需要が高いことと、大企業が資本をかけて製薬や医療サービスを開発する為、参入障壁が高いこと、が影響しているのかもしれません。The Motley Fool によれば、米国が世界で最も治験数が多く、医薬品の開発に強い、という優位性も有しているようです。この傾向を変える要因は見当たりませんので、しばらく続くと予想します。

●IT(情報技術)
・GAFAに代表される各種ITサービスやスマホ等のIT機器が着実に生活に浸透てきており、収益フェーズに入っていることが近年の急速な伸びに繋がっているものと思います。今後も、AI、5G、VR,フィンテック等と話題の目白押しであり、2045年と予想されるシンギュラリティをマイルストーンとして、AIのアプリケーションが益々盛り上がると思います。

4. 有望な企業やレバレッジを考えて、購入するものを決める
3.で絞った有望なセクターにおいて、時間と意欲があって、長期的に繁栄する企業を読みきる自信があるなら個別株を考えます。そうでないならETFを探します。
なお、ETFなら、予測したシナリオに確信が持てる場合には、レバレッジ型を考えても良いかもしれません。個別株は値動きについての不確定性が高いので、トドは個別株での信用取引はしません。

5. 購入した後、たまにトレンドが続いているか確認して、メンテナンスする
購入した後、株価の右肩上がりトレンドが続いているかどうか、月1回程度、騰落率やチャートをチェックするようにします。
トレンドが変わって、右肩上がりで無くなったら、3.の理由を再考した上で、売却したり、より勢いのあるセクターへの乗り換えを検討をします。
多少手間はかかりますが、長期保有のメリットを活かすには、トレンドの継続性確認は大事ですよね(^^;

まとめ

チャートとトレンドを元に、長期目線で右肩上がりの傾向があるETFを探す方法をご紹介しました

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