スワップ・配当投資

【長期】スワップFX VS 米国高配当ETFのリスク対リターン(ペソ円 VS HDV)

長期でコツコツと配当金を得る株式配当投資がありますが、FXにも、スワップポイン(金利差の調整分)という利息をコツコツと得るスワップポイント投資(スワップ投資)があります。これらを長期投資した場合の比較をしてみました。

目次

1.リターン比較
2.リスク比較

1.リターン比較
米国高配当ETFと、高金利通貨を5年間保有して、5年後に売却するケースを想定します。
なお、高配当個別株は、財務や配当性向等の目利きが必要であり、チャート形状の予測も難しいのでETFで評価します。

リターンを、キャピタルゲインとインカムゲインに分けて分析します。

○キャピタルゲイン(売買利益)
米国高配当ETFとして有名なSPYD,HDVをSP500と比べてみます。
コロナショック後の戻りは、SPYDよりHDVが良さそうですね。

                            Trading View提供

高金利通貨は、右下がりになる傾向があります。言い換えると、含み損を抱える期間が長い傾向があるので、それに我慢できないと長期保有できませんね。また、値動きが激しいので、プラスになると売ってしまいたくなるんですよね。トドは長期保有を出来ませんでした。。ヽ(´ー`)ノ

                            Trading View提供

○インカムゲイン(利息)
配当利回りですが、コロナショック前はこれ位で安定していました。
SPYD 4.68%
HDV 3.67%

高金利通貨では、レバレッジは通貨にもよりますが、3倍程度で運用するケースが多いようなので、3倍として、みんなのFXのシミュレータで計算しました。なお、レバレッジ1倍(ロスカットなし)で考えると、下記の1/3になります。

年利 スワップ(1LOT)
トルコリラ円 3.5% 5
メキシコペソ円 16.2% 7.1
南アフリカランド円 10.6% 6.1

※ スワップポイント は2020/6/11時点でのLIGHT FXの値を適用したが、流動的なので要注意。

まとめるとこのようになりました。

キャピタルゲイン(5年間) インカムゲイン(年率) 合計(5年間)
a)米国高配当投資 HDV 16% 3.7% 34%
SPYD 0% 4.7% 23%
b)スワップ投資 トルコリラ円 -62% 3.5% -45%
メキシコペソ円 -40% 16.2% 41%
南アフリカランド円 -37% 10.6% 16%

※ キャピタルゲインは、2016/6-2020/6までのデータを適用

2.リスク比較

・通貨レート、配当利回り、スワップポイントの変動率の高さ
米国ETF < 高金利通貨

→ 米国ETFの配当利回りは安定的なので、長期間保有して株価が上がると、その分、配当利回りが向上するメリットもあります。

高金利通貨のスワップポイントの変動は激しいですね。なお、2020/3のコロナショックへの対策として、金利を下げる政策をとる国が多いので、スワップポイントが低迷する傾向がしばらく続くと思います。

・ロスカット(損が大きくなった場合の強制決済)
高金利通貨ー有、米国ETFー無し

→ 米国ETFはロスカットが無いので、配当金を全額再投資に回せますが、高金利通貨は証拠金維持率を気にしながら、再投資する額を決める必要があります。

高金利通貨は、貯金のつもりで再投資せずにずーっと持っておくと、スワップの分だけロスカットラインやレバレッジが下がっていき、リスクが軽減されます。みんなのFXのシミュレータで調べられます。ペソ円が安定していれば、この方法も面白いのですが、コロナショック後は値動きが不安定なので、どうでしょうかね。。

まとめ

5年間の投資を試算すると、リスクを重視するなら米国高配当ETF投資、リターンを重視するならメキシコペソ円でした。ただし、ペソ円はスワップが流動的なのでリターンがブレそうです。

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